漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
50代後半の男性。
10年ほど前に血糖値が少し高いと言われていましたが、それほど気にせず過ごしていました。
そんな生活をしてきたためか、最近の検査でヘモグロビンA1cの値が7を超えて高い状態でした。
最近は炭水化物の摂取を控えているのですがなかなか血糖値が下がりませ
高血糖と糖尿病が気になったので漢方相談しました。
相談員の方は、「糖尿病はインシュリン不足やインシュリン抵抗性が高い場合、またはグルカゴンの分泌が多すぎる場合、またはその両方の時に発症する場合があります。特にグルカゴンの分泌の影響が大きいと言われています。」と言って、高血糖の状態と胃腸の状態を考慮した、体調体質に合った漢方薬をお勧めてくれました。さらに食養生についてのお話をしてくれました。
こうして漢方薬と食事内容の改善を始めたのですが、生活習慣がなかなか変えられず、急速な体調体質の改善にはなりませんでした。それでも漢方薬を服用して体調を整えだして半年を過ぎた頃には、ヘモグロビンA1cの値が下がっていました。その後も少しずつですがヘモグロビンA1cの値が下がっていき、漢方薬の服用開始から1年半ほどで、ヘモグロビンA1cの値が6.0に下がりました。
現在、糖尿病は1000万人を超えていると考えられます。50年ほど前に比べればお米を食べる量が半分以下になっているにもかかわらず、患者数が300倍以上になっています。
今、糖尿病の原因は、慢性炎症によるインシュリン抵抗性の増加やグルカゴンの増加などによるものではないかと考えられています。
このお客様には胃腸の状態を考慮した漢方薬を体調体質改善のためにお勧めしました。
漢方薬を服用して体調を整えていただいていたら、時間はかかりましたがヘモグロビンA1cの値が6,0まで下がりました。
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